罠 trap 2004 4 29
中東の地図を見てみましょう。
イラクという国が、どのような形をしているか。
それは、ビンの形に似ているでしょう。
アメリカは、
ビンの入り口(クウェート)から、手を入れて、
木の実(石油資源)を取ろうとしたのです。
そして、ビンから、手が抜けなくなって困っているのです。
やがて、アメリカは体力を失っていくのです。
つまり、イラク戦争の経費や、駐留経費が巨額ですから。
この駐留経費は、まるで、悪徳金融業者から借金をしたように、
毎日、増えていきます。
しかし、このビンを割る方法はあります。
それは、イラン、トルコ、シリア、
ヨルダン、サウジアラビアに助けてもらうことです。
そもそも、このビンの形は、
この5つの国で、作っています。
たとえ話 allegorical story 2004 2 3
今日は、ある「たとえ話」をしましょう。
この話は、正確に憶えていませんが、
確か、アフリカでの話だったと思います。
その地方では、猿を捕獲するのに、
こんな方法を使うと聞いたことがあります。
ビンの中に、おいしそうな「木の実」を入れておきます。
そのビンの入り口は、猿の手が入るような大きさです。
猿は、喜んで、そのビンの中に、手を入れて、木の実をつかみます。
しかし、そうすると、ビンから、手が抜けなくなるのです。
いっぱい、つかんでしまった木の実によって、
手が、ビンから抜けなくなるのです。
もちろん、このビンは、近くの木に、ひもで結んであります。
こうして、猿は、つかんだ木の実を失いたくないため、
その場所から動けなくなり、やがて、体力を失っていくのです。